ピティナ音楽研究所

研究実績

パリ国立音楽院ピアノ科 定期試験曲データベース(1842~1954)

このデータベースは、1842年から1954年までの期間にパリ国立音楽院に在籍したピアノ科の学生が、定期試験で演奏した曲目情報を提供するものです。 なお、このデータベースの基礎となる研究は、フランス国立文書館(Archives nationales de France)の所蔵史料に基づき、上田泰史氏(ピティナ音楽研究所 上級研究員)が日本学術振興会科研費(17K13347、21K12867)の助成を受け、東京藝術大学ならびに一橋大学、京都大学で行ったものです。オンラインでの検索システムをピティナ事務局で制作しました。

※このデータベースには、1842年1月から1889年6月までの「ピアノ専科」に関する試験曲目データは含まれていません。2024年度中に掲載する予定です。
※「史料」欄のAJ 37で始まる番号は、フランス国立文書館の整理番号です。

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所属研究員による実績
上田泰史
2023年
ジョルジュ・サンド『マヨルカ島の冬』、上田泰史、神保夏子(訳)
  • 書籍(翻訳)
  • 共訳
  • 2023
「19世紀前半のピアノ作品における旋律装飾」 個人発表 シンポジウム『音楽を飾る』(主催:京都大学大学院人間・環境学研究科上田泰史研究室・菅沼起一)
  • 口頭発表
  • 2023/09/28
「音楽の修辞的弁論から詩的解釈へ ――ドビュッシー《ボードレールの5つの詩》より Le Balcon における音楽的モチーフの機能――」
  • 口頭発表
  • 個人発表
  • 京都大学人文科学研究所 共同研究班「ポスト゠ヒューマン時代の起点としてのフランス象徴主義」例会
  • 2023/11/25
"Constructions of the Image of »jeu perlé« for Piano through the Nineteenth Century"
  • 論文(Proceedings)
  • 単著
  • "Music Networking in the 'Long 19th Century', Croatian musicological society"
  • 2023/12
  • pp. 237-254に掲載。
「デジタルアーカイブと19世紀西洋音楽研究―そのインパクトと可能性―」
  • 口頭発表
  • 個人発表
  • 日本音楽学会西日本支部 第58回定例研究会『音楽文化研究とアーカイブ』
  • 2023/12/18
「近代的な『コンクール』の幕開け――十九世紀のパリ国立音楽院ピアノ科の場合」
ロマン主義時代のパリと芸樹家の生活空間:「スクワール・ドルレアン」(1830~1848)に関する調査報告
2022年
音楽家たちが暮らした空間――1830~40年代のパリの「スクワール・ドルレアン」に関する調査
その他貢献活動等
「ピアノは歌う」―19世紀のパリ国立音楽院ピアノ教授たちが語る演奏表現の要点(1)
  • Web記事
  • ピティナWebページ連載『ピアノの先生のためのハンドブック 指導のいろは』
  • 2022/11/24
  • 指導のいろは
「ピアノは歌う」―19世紀のパリ国立音楽院ピアノ教授たちが語る演奏表現の要点(2)
  • Web記事
  • ピティナWebページ連載『ピアノの先生のためのハンドブック 指導のいろは』
  • 2022/12/01
  • 指導のいろは
ピティナWebページ連載『シンフォニア探求』
  • Web記事
  • ピティナWebページ連載『シンフォニア探求』(共著)
  • 2023/09/29~
  • シンフォニア探求
『チェルニー ピアノ小品集Ⅰ New Edition 解説付 (標準版ピアノ楽譜)』音楽之友社 ―
  • 楽譜解説
  • ピティナWebページ連載『シンフォニア探求』(共著)
  • 2024/03/10
  • 音楽之友社
『チェルニー ピアノ小品集Ⅰ New Edition 解説付 (標準版ピアノ楽譜)』音楽之友社 ―
  • 楽譜解説
  • 『チェルニー100番 New Edition 解説付(標準版ピアノ楽譜)』音楽之友社
  • 2023/03
  • 音楽之友社
甲斐万里子
2023年
ピアニストの熟達化過程における留学経験の意味
ピアニストの熟達化過程における留学経験の意味―ピアニスト4名への半構造化インタビューを通して―
保育士・教員養成課程のための弾き歌いの教材開発に関する研究-ピアノ初学者の学習法と指導法に焦点をあてて-
  • ポスター発表
  • 共同発表(※共同発表者:長野麻子、味府美香、古山律子)
  • 日本音楽教育学会第54回大会
  • 2023/10/14
2022年
ピアニストの熟達化スパンとレッスンの役割
その他貢献活動等
レッスンづくり
  • Web記事
  • ピティナWebページ連載『ピアノの先生のためのハンドブック 指導のいろは』
  • 2023/01/05
  • 指導のいろは
学習者のニーズやタイプに寄り添う、魅力的な「レッスンづくり」
  • セミナー開催
  • セミナー主催:ピティナ本部事務局
  • 2023/03/13
  • セミナー詳細
石川裕貴
在籍期間:2022年4月~2024年3月
2023年
Language in Piano Education
  • 口頭発表
  • 個人発表
  • the 14th Asia-Pacific Symposium for Music Education Research
  • 2023/8
ピアノ教育における〈イメージ〉や〈感情〉の弊害:ピアノレッスンにおける参与観察とインタヴュー調査を通して
  • 口頭発表
  • 個人発表
  • 日本音楽教育学会 第54回大会
  • 2023/11
ピアノ演奏指導における言語の在り方:哲学的検討を踏まえたエスノグラフィーの結果に着目して
2022年
「well-being」としての音楽教育の一考察:R.M.シェーファーの「サウンド・エデュケーション」を切り口として
ピアノ教育における音楽と言葉の関わり
その他貢献活動等
「イメージ」は音楽を喪失させる?~音楽とことばのかかわり(1)
  • Web記事
  • ピティナWebページ連載『ピアノの先生のためのハンドブック 指導のいろは』
  • 2022/12/08
  • 指導のいろは
「イメージ」は音楽を喪失させる?~音楽とことばのかかわり(2)
  • Web記事
  • ピティナWebページ連載『ピアノの先生のためのハンドブック 指導のいろは』
  • 2022/12/15
  • 指導のいろは
高橋舞
在籍期間:2022年4月~2024年3月
2023年
バッハ鍵盤作品における演奏の継承と変遷―楽譜資料および録音資料に基づく演奏研究―
  • 口頭発表
  • 個人発表
  • 文化資源学会
  • 2024/2
論文(Proceedings) MIDIピアノを用いたピアノコンクールの合格者と不合格者の演奏における拍間隔変化の比較
ブルグミュラーコンクール出場者のMIDIデータにおける速度変化の分析
2022年
録音分析に基づく演奏様式の検証 ~バッハ鍵盤作品における「修辞学的演奏様式」の変遷~
Characterizing playing style with speed deviation
  • 論文
  • 共著(筆頭著者)
  • Digital Humanities 2022 Conference Abstracts
  • 2022
  • DH2022 Tokyo
DH2022における音楽関連発表:速度偏差を用いた演奏様式の特徴づけ
解釈を記録するメディアとしての実用版楽譜および録音:師弟間における演奏解釈の継承
楽譜と録音から読み解く演奏の流行とは―バッハ演奏の継承と変遷
その他貢献活動等
ピアノ演奏史 ピティナWebページ連載『ピアノの先生のためのハンドブック 指導のいろは』
  • Web記事
  • ピティナWebページ連載『ピアノの先生のためのハンドブック 指導のいろは』
  • 2022/12/22
  • 指導のいろは
ピアノコンクール合格者の特徴とは? 参加者のMIDIデータと審査員の合否基準を解析 東大とピティナなどが発表
調査報告書

所属研究員や外部の研究者との共同研究による成果を発表します。

公開 タイトル 著者 PDF
第五号 2018.10.30 19世紀ピアニスト列伝 マルモンテル著/上田泰史訳・解説 PDF
第四号 2018.03.31 日本のピアノ曲 作曲家・作品解説2017 ピティナ・ピアノ曲事典編
日本財団助成事業:「『ピティナ・ピアノ曲事典』における日本人作曲家・作品の整備と収録
PDF
第三号 2016.09.30 今こそ音楽を! 菅野恵理子 PDF
第二号 2013.11.08 アメリカの大学にはなぜ音楽学科があるのか 菅野恵理子 PDF
第一号 2012.05.17 子どもの可能性を広げるアート教育 フランス編 菅野恵理子 PDF

研究者の日々の随想・つぶやき~

研究者や職員が音楽研究に関わる日常的な気付きや関連のイベント情報等を発信します。

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